近年の研究により、薬剤の味や色、形状や名前までもが、患者がその薬に対して抱くイメージに影響することがわかっています。いかにも「効きそうな」名前や見た目にすることができれば、効果をブーストしたり副作用を抑えることなども可能なのではと期待されるそうです。 インドで市販薬の購入者を対象に行われた調査により、実際に錠剤の色が患者の選択を大きく左右すると判明し、色に影響され形成された薬に対する「好み」により、効き方までも変わってくるのではないかと示唆されています。 詳細は以下から。The color of medicine ムンバイ大学のR.K. Srivastava博士らは、薬局で処方せんなしで買える市販薬の購入者600人を対象に、錠剤の「色」が消費者の選択に与える影響を調査しました。論文はInternational Journal of Biotechnology誌に掲載されています。 調査によ
![ピンクの薬は甘く青い薬は苦い?錠剤の色が効き方までも左右する可能性](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0dcedd83f360c21f63d9648a1eb90e908548138d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2011%2F01%2F20%2Fcolour_of_the_pills%2F555692_49679333.jpg)