「心配患者」急増でインフル検査キットが足りない2009年9月13日3時2分 印刷 ソーシャルブックマーク 母親に連れられてクリニックを訪れた男児に簡易検査をする和田院長=9日午後、東京都練馬区 インフルエンザへの感染を素早く調べることができる簡易検査キット=大阪市 新型の豚インフルエンザの流行のピークを前に、医療機関を受診する患者が増え、インフルに感染したかどうかをみる簡易検査キットが不足し始めている。早めの検査を希望する「心配患者」が多いことも一因だ。キットを有効利用しようと、検査結果が出にくい段階では使わず、「節約」に努める医療機関も目立ち始めた。 東京都練馬区のわだ内科クリニックでは今月に入り、受診者が急増した。それに伴いキットが減り続け、一時は残り10人分を切った。和田眞紀夫院長(52)は「漫然とキットを使っていたらなくなってしまう」と語った。 医薬品卸会社「東邦薬品」(東京)によ