タグ

思想に関するnorth-poleのブックマーク (8)

  • 菊地誠と東浩紀とソーカルと

    あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco SF大会の懇親会で出た話題について。比喩というのは、それが比喩として機能する相手にしか意味を持たないわけです。たとえば、「フラクタル」を比喩とするなら、その言葉で「雪の結晶みたいな形ね」と思う人と「フラクタル次元はいくつなんだ?」と思う人とでは機能のしかたが違う @hazuma 2010-08-10 12:05:27 あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco 比喩はそのものずばりではないことによって、相手の知識次第でまったく違う受け取られ方をされうるし、もちろん、時代が変われば受け取られ方も変わる。この点は比喩を使う側が当然負うべきリスクなわけです @hazuma 2010-08-10 12:11:24 あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco 僕の考えでは、科学的な用語を「比喩」として使うのがいけないのではなく、たとえば「フラク

    菊地誠と東浩紀とソーカルと
    north-pole
    north-pole 2010/10/22
    素人としては文学になっちゃったら「何でもあり」なんで哲学としてはまずいんじゃないのかとかほんとに近年のフランス哲学ってそういうものなのかとかいろいろ。
  • 加藤秀一『〈個〉からはじめる生命論』 - kanjinaiのブログ

    〈個〉からはじめる生命論 (NHKブックス) 作者: 加藤秀一出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2007/09/27メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 97回この商品を含むブログ (44件) を見る 2007年10月28日熊日々新聞掲載 もしあなたに、生まれつき重い障害があったとしたら、あなたは「こんなことなら生まれないほうがよかった」と思うだろうか。世の中には、実際にそのように考えて、出産に立ち会った医師を裁判で訴える人たちがいる。彼らの言い分は、次のようなものだ。 もし医師が、妊娠中の親に、胎児に障害があることをきちんと伝えていたとしたら、親はきっと中絶することを選んだことだろう。すると、自分は中絶されてしまうから、この世に生まれることはなかったはずだ。障害をもって、こうやって苦しむこともなかったはずだ。障害をもって生まれることは、自分にとって苦痛であり

    加藤秀一『〈個〉からはじめる生命論』 - kanjinaiのブログ
  • 中村雄二郎の『悪霊』論2 - 恐妻家の献立表blog

    中村雄二郎『悪の哲学ノート』を読んでから、ハンス・ヨーナス『生命の哲学』所収の「グノーシス主義、実存主義、ニヒリズム」という論文を読んで驚いた。 生命の哲学―有機体と自由 (叢書・ウニベルシタス) 作者: ハンスヨーナス,Hans Jonas,細見和之,吉陵出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2008/11メディア: 単行購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (30件) を見る呆け中年が何をそんなに驚いたのかというと、この論文でヨーナスは自らのグノーシス主義研究をふりかえり、次のように言っているからだ。 ずっと以前にグノーシス主義の研究に取り組んでいたとき、私は、ハイデガー学派のもとで学んだ視点、いわばその「光学」によって、それまで捉えられていなかったグノーシス主義的思考の諸側面を理解する立場に自分がいることに気づいた。(ヨーナス、p378) ヨーナスのグノーシ

    中村雄二郎の『悪霊』論2 - 恐妻家の献立表blog
  • 産業の準位と生活の準位 - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 野生の思考 作者: クロード・レヴィ=ストロース,大橋保夫出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1976/03/31メディア: 単行購入: 8人 クリック: 88回この商品を含むブログ (151件) を見る 『野生の思考』、「ブリコラージュ」を巡って; 狙いに合わせてモノを作るのが主流になったのは産業革命以来ここ三百年のことで、その百倍もの時間、人類はありものをどう使いこなすかという頭の使い方をしていた。 エンジニアリングという手法はまだ新しい。なのに、多くの人はブリコラージュの可能性を忘れてしまった。「わけがわからない」ものがなにもない、都市に住んでいるからである。 http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20091105/1257400475 産業という準位ではそうだろう。ただ、その理由は「「わけがわからない」ものがなにもない、都市に住んでいる」からでは

    産業の準位と生活の準位 - Living, Loving, Thinking, Again
  • 「退廃文化」とか - Living, Loving, Thinking, Again

    宮崎留美子「向坂逸郎氏とセクシュアルマイノリティ」http://miyazakirumiko.jp/Essey041.htm かつて黒川滋氏が 愛国心教育は、トンデモ理論で実施されている。そもそも愛国心教育を議論するときには、公教育にとって必要なのか、意味があるのか、という視点から行われるべきだろう。しかし、今日愛国心の必要性が語られているのは規範性の確立だ。コンビニの前でべた座りしている若者や所かまわず携帯電話を使う若者、子どもたちの生活態度や、いじめなどの人権侵害への特効薬のように「規範意識」という言葉を経由して必要性が語られている。愛国心が規範性につながるのか、規範性がいじめをなくすのか、そんなもんではないだろう。こんなこと言ってはなんだが、10代で日の丸と特攻服の大好きな若者が、駅前で座り込んでたばこ吸っているではないか。 かつて社会党最左派の教祖・向坂逸郎というおじいさんが、ゲイ

    「退廃文化」とか - Living, Loving, Thinking, Again
    north-pole
    north-pole 2009/11/07
    "〈お掃除史観〉"
  • 独学者とトンデモ説の親和性、または権威主義的性格について - 遠方からの手紙:楽天ブログ

    2009.10.25 独学者とトンデモ説の親和性、または権威主義的性格について (1) カテゴリ:ネット論 以前、サルトルの 『嘔吐』 に出てくる 「独学者」 なる人物にふれて、「サルトルの 『嘔吐』 をちらちらと読み返してみた」 なる雑文を書いたことがある。そこで引用した 『嘔吐』 の箇所をもう一度ひいてみる。なお、引用文中の 「彼」 とは、この 「独学者」 を指している。 彼は目で私に問いかける。私はうなづいて賛意を評するのだが、彼がいくらか失望したということ、彼が欲したのは、もっと熱狂的な賛同だったということを感じる。私に何ができようか。彼が私に言ったことのすべての中に、人からの借り物や引用をふと認めたとしても、それは私が悪いのだろうか。 言葉を質問形にするのは癖なのである。じっさいには断定を下しているのだ。優しさと臆病の漆は剥げ落ちた。彼がいつもの独学者であるとは思われない。彼の顔

    独学者とトンデモ説の親和性、または権威主義的性格について - 遠方からの手紙:楽天ブログ
  • 「楽しくない」思想から「楽しい」思想へ | 私にも話させて

    ブックオフで105円で売っていたので、遅ればせながら『思想地図』創刊号(2008年4月刊)を買ってきたのだが、突っ込んでくれと言わんばかりの発言のオンパレードで笑ってしまった。刊行時に少し立ち読みして馬鹿馬鹿しさに放置していたが、こんなに面白かったとは。気が向いたときに、「一日一言」方式で取り上げることにしよう。 まずは第1回目である。「共同討議「国家・暴力・ナショナリズム」」(参加者は東浩紀・萱野稔人・北田暁大・白井聡・中島岳志。討議の日付は2008年1月22日)の白井聡の発言より(強調は引用者)。 「僕が思想について勉強を始めたのは、90年代後半です。で、いろいろと知識の摂取を始めると、入ってくるものの多くが左旋回したポストモダニズム思想だということになる。そんななかで、僕は漠たる不満を感じるようになってくるんですね。僕は当時、遅れてきたニューアカ少年的なところがあって、いわゆるニュー

    「楽しくない」思想から「楽しい」思想へ | 私にも話させて
    north-pole
    north-pole 2009/10/13
    思想が「楽しい」必要ってあるのか?無理やりしかめ面しなきゃならないわけではないとしても。
  • 柄谷行人、小林秀雄、あるいは「自分探し」という病について - 遠方からの手紙:楽天ブログ

    2009.09.06 柄谷行人、小林秀雄、あるいは「自分探し」という病について (2) カテゴリ:思想・理論 批評家の柄谷行人が、『探求II』 の中で次のようなことを書いている。 ところで、子供に死なれた親に対して、「また生めばいいじゃないか」 と慰めることはできないだろう。死んだのはこの子であって、子供一般ではないからだ。しかし、子供やが家畜と同じ財産と思われているような社会では、それが可能であるように見える。 たとえば、『ヨブ記』 では、神の試練に対して信仰を貫いたヨブは、最後におよび同数の子供(男七人と女三人)とより多くの家畜を与えられる。しかし、どうしてそれで償われたといえるだろうか。死んだあの子が取り戻されたわけではないのだ。『ヨブ記』 を読んだ後に残る不条理感はそこにある。 『ヨブ記』 というのは、ヤーヴェなる全能の神と悪魔との人間の信仰心をめぐる賭けの対象に選ばれたヨブと

    柄谷行人、小林秀雄、あるいは「自分探し」という病について - 遠方からの手紙:楽天ブログ
    north-pole
    north-pole 2009/09/13
    「個」と「近代」。いろいろなところに関係しそう
  • 1