伊達と言われてもクルム伊達公子しか連想しなかったし、昔阪神タイガースに伊達というピッチャーがいたことは覚えていても*1、タイガーマスクの伊達直人なんて思い出しもしなかった。 その「伊達直人」を名乗る匿名の寄付が、現在ニュースの話題になっている。報道ステーションでも冒頭でやっていたが、アニメのエンディングの曲をBGMで流していた。歌詞はなくとも、数十年ぶりに聴いたそのメロディーがタイガーマスクのエンディングであることはすぐ思い出せたが、短調で変則な拍子を持つどえらく暗い音楽なのだった。 前奏は4拍子なのに、歌は3拍子で始まる。しかも、4小節単位ではなく3小節単位で始まる。「3+3+3, 3+3+3, 3+3+3+3」といった具合だ。ところがサビの部分で4拍子に変わるのである。この拍子の使い方はとても見事だ。 おおっ、こんな歌だったのかと新鮮な驚きを持って再発見した次第である。 それにしても、