20日夕方、群馬県藤岡市にある県立高校のグラウンドで、陸上部の練習中に3年生の男子生徒が投げたハンマー投げのハンマーが別の部活動をしていた2年生の男子生徒の頭に当たり死亡しました。 男子生徒は救急車で高崎市内の病院に運ばれましたが、午後8時すぎ死亡しました。 警察によりますと、ハンマー投げとサッカーの練習は同じグラウンドの隣り合う場所で行われ、死亡した2年生の男子生徒はその境目付近で片付けなどをしていたということです。 周辺には複数の生徒がいたということですが、ほかにけがをした生徒はいませんでした。 ハンマーを投げた生徒は元陸上部員だということで、警察は学校の関係者から話を聞くなどして当時の状況や安全管理に問題がなかったか調べています。