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ブックマーク / zen.seesaa.net (6)

  • メディア・パブ: NYTのアーカイブ開放,新聞社サイトが新局面に

    NYT(New York Times)のサイト(NYTimes.com)が,有料サービスTimesSelectに終止符を打った。これは,これからのコンテンツビジネス,中でもニュースサイトの在り方に大きな影響を及ぼしそうだ。 衝撃的な過去記事の無料化 TimesSelectの有料コンテンツとしては,過去記事を除けば,売り物にOp-Edなどのコラム記事くらいしかなかった。最新のニュースコンテンツは以前から無料で開放していた。だから,TimesSelectが終了してコラム記事が無料になったからと言って,一般のニュースユーザーにすれば,とりたてて大騒ぎするようなことではない。 だがサプライズもあった。TimesSelectの終了に合わせて,新聞紙を含めたNYTの過去記事の多くを無料閲覧できるようになったからだ。正確には,1987年以降の過去20年間の記事全てが無料となった。さらに,それ以前の昔の記

  • メディア・パブ: SNS枠や広告取引所の台頭,ポータルの優位性揺らぐ

    米国でも日でも,どうもポータルサイトが一時の勢いを失いつつある。少し前までは増え続けるページビューのお陰で,広告売り上げも上昇カーブを描いてきていたのだが・・・。 ポータルの雲行きが怪しくなってきているのは,自慢のページビューの伸びが鈍化してきたからだ。それとは対照的に,SNSに代表されるソーシャル系サイトのページビューが爆発的に急増している。また検索エンジンでは,特に欧米市場において,完全にGoogleに主導権を握られてしまった。 それでも昨年までは,絶好調であったインターネット広告市場の追い風に助けられて凌いでこれた。だがその反動もあってか,今年に入ってディスプレイ広告の成長鈍化が目立つようになっている。 特に最近,AOLやYahooのような米大手ポータルで,広告売上高の伸びにブレーキが掛かってきた。昨年の反動だけではなさそうだ。New York Postが報じるように,ディスプレイ

  • メディア・パブ: Google Newsの方向転換, 新聞社サイトのトラフィックが減りそう

    Google Newsが方向転換した。 Google NewsにしろGoogle Searchにしろ,Googleのビジネスではネット上の他社コンテンツをタダで拝借している。この結果として,ユーザーに無料サービスを提供でき,またソースコンテンツのサイトに多くのユーザーを誘導できる。Googleに言い分としては,皆がハッピーになれるというわけだ。 ところがGoogle Newsが,通信社4社のニュースに関してはコンテンツ全文をGoogleサイト側で閲覧できるようにしたのだ。当然,Googleは通信社にコンテンツ料を支払うことになる。これは大きな方向転換である。競合のYahoo Newsではもともと,全てのニュースサイトと契約し,原則としてYahooサイト内でニュース全文を閲覧させていた。今回のGoogle Newsの転換は,一線を画していたYahoo News方式に歩み寄ることになる。 Go

  • メディア・パブ: 廃刊LIFE誌の膨大な写真,ネット上で無料開放に

    この記事へのトラックバック アメリカの新聞事業に死亡宣告? Excerpt: Lifeの(再)廃刊に続いて、ティム・オライリー Tim O'Reillyのブログ記事SF Chronicle in Trouble?(サンフランシスコクロニクル紙にトラブル?)が大きな反響を呼んでい.. Weblog: social web rambling Tracked: 2007-03-29 10:04 廃刊LIFE誌の膨大な写真,ネット上で無料開放に Excerpt: すごいニュースだな、これ。LIFEが廃刊というのは昨日知ったけど、写真を開放ってのはびっくり。寄せ集めたらいろんな使い方が出来そう。 Weblog: ソーシャルニュースサービス - PixNews Tracked: 2007-03-29 11:07 LIFE廃刊、1000万点の写真が無料開放! Excerpt: 写真誌「LIFE」が廃刊に

  • メディア・パブ: Web2.0が失速?!

    Web2.0ブームが終わりそう・・・。EarlyStageVCと称するブログも,“Web 2.0 - Over and Out”との見出しのエントリーを投稿。米国のベンチャーキャピタルから,Web2.0はそろそろ終わりかもとの声がチラホラ出始めているようだ。 EarlyStageVCでは,Web2.0関連のTechcrunch, Gigaom, Technoratiの3サイトが揃って,トラフィックがピークを越え下降線を辿り始めていると指摘していた。Alexaのデータを見る限り,ユーザーのWeb2.0サイト離れの兆しが読みとれる。 そこで実際に,代表的なWeb2.0サイトのトラフィックの推移を,同じくAlexaのデータで調べてみた。メディア・パブでは,2005年12月のエントリーで,del.icio.us,Frickr,Digg,Memorandum(現Techmeme),Wikipedia

  • メディア・パブ

    米国や欧州のメディアによるフェイスブック(FB)批判は、凄まじい。米大統領選のトランプ当選や英国のEU離脱に端を発して、この1~2年、FB叩きは過熱化する一方である。 フェイクニュースやロシア疑惑、さらには個人情報の不正利用や流出と、FBを舞台にした不祥事が途絶えないから当然かもしれないが、どうしてここまで1企業の不手際に厳しく延々とメディアが責め立てるのか。それはFBが、今や世界中の人々の個人生活や社会にとって測り知れないほどの大きな影響を及ぼしているからだろう。世界の22億人以上の人々が毎月利用し、その66%にあたる15億人近くが毎日FB上で情報のやりとりをしている。先進国だけではなくて新興国も含めて、ほとんどの国で人々の生活に深く根付いたFBに対して、メディアが社会的責任を問い直すのももっともである。 だが、メディアがしつこくFBを責め立てるのにはそれだけではなくて、別の理由もありそ

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