昨日、将棋の名人戦第四局が行われた。戦っているのは森内俊之名人と羽生善治挑戦者で、テレビの解説は渡辺明さんだった。 ぼくは、将棋については、それなりのファンではあるけれど、でも全然詳しくはない――というレベル。上位棋士の動向、特に名人戦については興味を持ってそれなりにフォローしてるけど、それ以外についてはほとんど知らない。また肝心の棋力については、ほぼゼロに等しい。一時期はテレビで放送しているNHK杯戦を真剣に見ていて、細かなニュアンスも多少は分かるようになったのだけれど、今はあまり見なくなったのでもうだめだ。だから、その棋譜を見ても、一手一手にどういう意味があるかとか、今形勢がどうなってるとか、そういうのは全く判断がつかない。もっとも、名人戦のような頂上対決となると、プロでもなかなか理解できないらしいから、それは仕方ないのかも知れないけど。 特に今年の名人戦は、戦ってるのが棋界トップに君