日本共産党の田村智子議員は21日の参院文教科学委員会で、政府が進める「国立大学の再編」は、人文系・教員養成の学部・学科を縮小・廃止するものだと追及しました。 文科省は、国立大学を世界トップ大学と伍(ご)して卓越した教育研究を行うなど3類型に再編して、運営費交付金などで重点支援を行う方針を打ち出しています。 田村氏は、下村博文文科相が産業競争力会議で、「国立大学経営戦略」策定を打ち出したことに言及。国立大学法人評価委員会がまとめた「視点」では、教員養成・人文社会科学系について「組織廃止」も打ち出していることをあげ、「国策に沿った産業振興のために、大学や分野を国が選別し、予算を重点化するのと一体に教員養成・人文社会科学系を縮小・廃止するものだ」と批判しました。 吉田大輔高等教育局長は、「組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に取り組むべきとしている」と“文系つぶし”につながることを認めました
千葉大(千葉市稲毛区)は22日、2016年4月から1学期を2カ月程度とし、1年を6学期に分ける「ターム制」を全学で導入することを明らかにした。海外の大学と始業時期を合わせやすくなり、日本人学生の海外留学と外国人留学生の受け入れを促すことなどが期待されるという。 同大は現在、1年を前期・後期に分ける「セメスター制」。ターム制では夏休み(8、9月)や春休み(2、3月)の期間にも学期を設け、集中講義のほか、留学生の受け入れプログラムを行うという。 同大によると、ターム制の導入で留学生の受け入れを促すほか、日本人学生も海外の大学のサマースクールに参加しやすくなるなどの効果があるという。 また、同大は16年4月に設置… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料
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