弁護士の資格を持っていないにもかかわらず遺産分割の提案などの法律事務を行ったとして、都内の81歳の男が警視庁に逮捕されました。男は弁護士と偽って40年以上にわたって活動を続けていたということです。 警視庁によりますと、新田容疑者は自分が対応できない事件は、ほかの弁護士を紹介するなどしていましたが、今回行った遺産分割の提案に誤りがあり、資格を持っていないことが発覚したということです。 新田容疑者は弁護士と偽って40年以上にわたって活動を続けてきたということです。名刺には司法書士や行政書士の肩書も書かれていたということです。 調べに対し容疑を認め、「司法試験を受けたこともあり法律や不動産の知識があったので、手っ取り早く稼げると思った。1年間に40件ぐらい行って300万円ほど稼いでいた」と供述しているということです。