東洋経済『都市データパック』編集部が1993年から発表している「住みよさランキング」は、自治体ごとに“住みよさ”を表す各指標について偏差値を算出し、その平均値を総合評価として、順位付けを行っている。 今回の「住みよさランキング2021」の算出指標は、安心度・利便度・快適度・富裕度の4つの視点からなる20指標を採用しており、前回と比べ算出基準に変更点はない。 ランキング対象となる自治体については、全国の792市と、都心3区と呼ばれる千代田区・中央区・港区を除いた東京特別区20区の合計812市区。こちらも前回と変更はない。 2年連続「総合評価1位」は石川県野々市市 「住みよさランキング2021」の総合評価1位は、昨年と同じく石川県野々市市となった。野々市市は石川県のほぼ中央に位置し、金沢市と白山市に囲まれた新興都市。金沢駅まで電車で7分の距離にあり、複数の大学が立地している。人口は5.3万人で