琉球大学・国際沖縄研究所の狩俣繁久教授らの研究グループが、琉球語を対象にした「言語系統樹」を作成する大規模な研究プロジェクトを進めている。琉球語が枝分かれした各地域方言間の影響や関係性を明らかにし、沖縄・奄美の言葉の複雑な相互関係の把握を目指す。
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琉球大学・国際沖縄研究所の狩俣繁久教授らの研究グループが、琉球語を対象にした「言語系統樹」を作成する大規模な研究プロジェクトを進めている。琉球語が枝分かれした各地域方言間の影響や関係性を明らかにし、沖縄・奄美の言葉の複雑な相互関係の把握を目指す。
ユネスコが消滅の「重大な危機」と指摘する八重山の言語。与那国や竹富など17の言葉があるが、最も深刻な状況なのが鳩間言葉だ。終戦後、約600人いた住民は仕事を求め島外に流出し、現在人口は約60人。他の島では伝統祭祀(さいし)は、先輩世代から言葉を学ぶ場ともなる。
世界の少数言語の研究者らが集まり、シンポジウムや発表を行う国際学会の危機言語基金第18回大会が9月17日から3日間、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターや沖縄国際大学で開かれる。日本開催は初。
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