小便小僧 ジュリアン 小便小僧の誕生には諸説ありますが、有名な説が悪童ジュリアンが爆弾の導火線に小便をかけて消し、町を救ったという伝説からの由来というもの。悪童と呼ばれるほどのいたずらっ子でありながら、町を救った英雄であるジュリアン少年。この像も「ジュリアン坊や」という愛称で市民から親しまれています。 この小便小僧は初代ではありません。小便小僧は過去に幾度と無く盗難の被害にあっており、現在のこの像は、彫刻家ジェローム・デュケノワ(Jerome Duquesnoy)により 1619年作に製作されたブロンズ製のもの。1619年生まれということで「ブリュッセルの最長老市民」と言われています。 小便小僧ジュリアンは大変な衣装持ちで、頻繁に衣装が変わります。フランスのルイ 15世が、とても上等な衣装を小便小僧に送ったのをきっかけに、今では世界中から衣装が届いているとか。みやげ屋ではいろいろな衣装を着