[映画.com ニュース] 斬られ役の代名詞、福本清三を主演に迎えた映画「太秦ライムライト」が製作されている。撮影は9月から約1カ月間行われ、現在は編集中。来年初夏の公開が予定されている。 日本の映画の都、東洋のハリウッドと称された、京都・太秦。日本国民に愛され、世界中で高い評価を受けてきた時代劇映画を陰で支えてきたのは、チャンバラのシーンでスターに斬られるための俳優たち=斬られ役だ。“ライムライト”を浴びることなく、斬られていく男たち。同作は、そんな「縁の下の力持ち」である映画職人たちの物語。時代劇を量産してきた華やかな時代は過ぎ去っても、時代劇にこだわり、時代劇を愛する男たちの生き様を、チャップリンの名作「ライムライト」をモチーフに、哀切たっぷりに描き上げる。 主演を務めるのは、「5万回斬られた男」の異名を持ち、トム・クルーズ主演「ラストサムライ」にも抜てきされた、日本が誇る斬られ役・