化粧品会社会長からの8億円借り入れ問題で辞任要求が出ているみんなの党の渡辺喜美代表は1日午前、「体調不良」を理由に党役員会を欠席した。渡辺氏は役員に配布した文書で「法律違反は全くない。公職選挙法上の個人の選挙運動資金ではなく、日常の政治活動・議員活動一般のための借り入れだった」と重ねて主張した。 また、渡辺氏は文書で「問題の本質は権力闘争だ。野党再編をやろうという(結いの党代表の)江田憲司氏や日本維新の会にとって一番の邪魔は私だ」と指摘。「私をなき者にすれば野党再編がうまくいくという魂胆による策略だ」と両党を非難した。