長く生きていると、これまで見てきた作品でクオリティの上限の認識がどんどん上がっていく。なので、生半可な作品では満足できなくなる。 と思っていたのだけど、これはちょっと違うなということに気付いた。(一理はあるんだろうけど) うちの親は、多分ファミコンやゲームボーイを年取ってから見たんだろうけど、全く興味なかったようだし。 受け入れる柔軟さがなくなるのかもしれない。若い頃はなんでも肯定的に吸収できるのだけど、ある年齢をすぎると、これまで摂取したコンテンツとは異なる、異質なコンテンツを見ると、拒絶反応が起こってくる。世の流れとしては、「異質なコンテンツ」のほうが主流となり、結果的におっさんは時代に取り残されることとなる。 この先生きのこるにはどうすればいいかな。