![「残業代を減らして喜んでいる経営者は愚かだ」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6adb20b596b1bd96a48acef1108699c32299ddcb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkei.com%2Fatcl%2Freport%2F16%2F090600161%2F111300012%2Ffb.jpg)
学生時代の友人のツイートを見て思い出したことがある。 まず友人というか、彼はサークルの後輩で、嘘か本当かわからないけど、彼氏がいる私に「好きだ」と言ってきたことがある。 彼はいい子で、よく話を聞いてくれて、私も彼の趣味に付き合うのは苦じゃなかった。 バイトの話、家の話、将来やりたいこと。 見栄を張る相手じゃなかったから、すごーく気楽で楽しかった。 そうすると、当時付き合っていた元彼のことを思い出した。 彼はいい人だった。いい人すぎて恋愛対象に見られない、という典型的なタイプだった。 あとは優柔不断なところもあった。もちろん悪い奴ではなかった。いい人だった。 そんな彼は、実は私の今の彼のことを「気をつけてね」と言っていた。 当時私は彼にちょっと冷めていたけど、今の彼から言い寄られていた時には「彼がいるので」と断っていた。 今の彼は「もし必要になることがあれば(笑)」という軽い感じだった。 そ
「自分の『好き』を極めれば、それで生活できるようになります」 って言う人は、たいてい、「好き」と「稼げる」の積集合が大きい。 (これを「一致タイプ」と呼ぶことにする) 一致タイプの人には、 「なんで、みんな、やりたくもない仕事をやってるの? 好きなことを仕事にすればいいじゃないか!」 って、思ってる人が多い。 太古の昔から、一致タイプの成功者は、佃煮にするほど生息数が多い。 それほどまでに、一致タイプは、成功しやすい。 けれど、「好き」と「稼げる」の積集合が、空集合になってる人もたくさんいる。 (これを不一致タイプと呼ぶことにする) 不一致タイプの人たちにとっては、 「自分の『好き』を極めれば、それで生活できるようになります」 という一致タイプの人たちが唱える言説は、人生を蝕む呪いとなる。 経営者や上司が一致タイプで、部下が不一致タイプだと、悲惨だ。 経営者や上司は、仕事が好きなのは当然だ
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