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◆自殺という戦争◆ 終戦の日がお盆のさなかにあることにはいつも、巨大な追悼の意思が働いているような不思議な感慨を覚える。だが、近年は「終戦」という言葉が少し空しく感じられる。確かに爆撃などはないけれど、本当に平和なら、どうして年間三万人以上もの一般人が、自殺していくのだろうか。 十年連続で三万人超、合計三十万人が自ら命を絶っている。一つの都市が消えたようなものだ。自殺志願者や未遂者を含めると、数は十倍にのぼるとも言われる。つまり、少なくとも三百万人以上が死の瀬戸際まで追いつめられている社会なのだ。 数字で言ってもピンと来ない人は、自分の周囲を注意深く見回してみるといい。該当する者が必ずいるはずだ。私は、この五年で、四人もの知人を自殺で失った。 自殺者の苦しみは、周囲の者に受け渡される。私は、戦時中に生き残った人が死者にやましさを覚える気持ちを、少し理解できるようになった。この感情は、死者が
●「群像」10月号に載っている石川忠司・保坂和志対談は、とても面白いと同時に、とても難しい。ここで語られていることの一つ一つを、たんに面白いエピソード(というか「考え」)として読むならば、それほど難しくはないかも知れないけど、それら、語られてい一つ一つの事柄相互の関係や流れ全体で「何を」言おうとしているのかを掴もうとすると、とても骨が折れる。 ●例えば、「未然問題」というのが語られる。もしかしたらこの対談が行われたかもしれない日(実際には行われなかった日)に、猫に下剤を飲ませ過ぎて体調を悪くさせてしまった。もしその日に対談が行われていたとしたら(相手の都合で他の日にならなければ)、その日に猫の世話をする余裕はなく、下剤を飲ませることもなく、つまり体調を崩すこともなかったのに、という可能性を想定することが、相手への逆恨みにつながる。しかし、本当にその(実際には行われなかった)日に対談が行われ
予想していた通り、ばるぼら君が前のエントリーに食いついてきました(笑)。ばるぼら君のBlogにもいくつかTokyo Bizarreのビジュアルが掲載されていましたが、とりあえず全部のパケなどをまとめておきましょうか。テキストは前回同様、「TOPAZ」3号(1993年 英知出版)に掲載したものです。 1.bodage red ベッドの上でがんじがらめに拘束されてゆく美しい看護婦。白衣に包まれた無機質な肉体へ容赦なく食い込む赤いビニール。振り子のように触れるカメラがその一部始終を記録していた。赤と白がおりなる穏やかな狂気。植物的なエロスを感じさせるシリーズ第1作。 2.bodage brack 観覧車の中、冬の公園で揺れるシーソーの上…日常的な風景の中で縛られてゆくセーラー服の少女。ラストのビル屋上の給水塔での高所ボンデージは圧巻だ。黒いビニールテープが食い込んだむきだしの下半身の質感が素晴ら
天気が悪いと目が霞む。 また夢を見てしまった。 今日の夢は二部構成だった。 一部は、遊園地のような、テーマパークのような、そんな場所に行く。 なぜか、友人と三人か四人でそこに行く。他の二人は覚えていないが、一人は映画監督の小栗康平さんである。迷路のようになっていて、暗い建物のなかをぐるぐる回っているうちに、戦前の田舎の家のような室内に出る。古い箪笥がたくさん並んでいる。そのなかの洋服ダンスが、私の実家にあったタンスにそっくりで、思わず中を確かめてみる。中味が違うので「うちのじゃない」と思っていると、いきなり引き戸が開いて、顏半分がケロイド状になった男性が飛び込んで来る。 どうやらここはびっくりハウスで、彼は私を脅かす……というよりも試しているのだなと思う。私はケロイドなんぞで驚かないわよ、と、平然と相手の顏を見て挨拶をすると、彼は「ちぇっ、なんだよ」と残念そうに言った。そして顏を近づけてく
●ユーザビリティに上級者向けなんて無い。 ●「ユーザーの気持ちになる」って簡単にみんな言うけど、どういうことかみんなわかってるのかな?脳内にもうひとり別人格を作ってそいつに質疑応答するんだよ。 ●新ビジネスは既存のビジネスの何に当るのかに置き換えてみると、そのビジネスの可能性が見えてくる。 ●マスコミが強い理由は敵に回すと怖いから。敵に回すと怖い業種ってのは成長するってことなんだね。
散歩していると、こんな古い板塀に巡り会えたりするから嬉しい。昭和30年代のまだ可愛かった(「赤毛のマーちゃん」と呼ばれていた)子供の頃のいろんなシーンが思い出される。母が幼い私をつれてよく帰った実家はこんな板塀に囲まれていた。 こんな八百屋さんにも巡り会える。 しかし、しょっちゅう行き止まりにもぶつかる。袋小路もある。人生のようだ。嫌いではないが、正直なところ、もぉー、なんで行き止まりなんだよ! と声を上げそうになることもある。土地利用のいろんな都合のせいである。 私の住む町、札幌の南に位置する豊平川の上流域は、何度か書いたように、石でできた土地にある。石山という町名もある。ただし、「石山」はかつては「穴の沢」だったことを昨年突き止めた。それを知る人は少ない。石山の石は軟石のために自然の作用で、昔はあちらこちらにぽこぽこ穴が空いていたのだろうと想像する。近代以降は100年にわたって軟石が採
当たりすぎて怖い?青石ひかり先生が 西洋占星術とタロットで占う「今週の12星座」 3/2 Mon. – 3/8 Sun. WEEKLY HOROSCOPE
歌の祭り 作者: ジャン・マリ・ギュスターヴ・ルクレジオ,Jean Marie Gustave Le Cl´ezio,管啓次郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/03/15メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (18件) を見る ふと思い立って一冊の本を持って豊平川に向かった。河原でその本を読みたかった。 ル・クレジオの『歌の祭り』はこう始まる。 二十年ほど前のこと、一九七〇年から一九七四年まで、ぼくはパナマのダリエン地方に住むアメリカ先住民の人々、エンベラ族およびその親族にあたるワウナナ族と、生活をともにする機会を得た。この経験は、ぼくの人生をすっかり変えた。世界および芸術についての考え方、他の人々との付き合い方、歩き方、食べ方、愛し方、眠り方、さらには夢にいたるまで、すべてを変えた。(003頁) 『歌の祭り』の中で一際印象的なのは、癌で死にかけたまだ若い
qikを使い始めてから、というよりもYoutubeで情報を発信しはじめてから動画の楽しみ方がだいぶ変わってきたように思います。動画を観るのも大好きなんですが発信する、つくる楽しさ(カッコいい映像をつくるとかではなく)はまた別モノだと感じています。 どちらが上でどちらが下という比較はできなくて。 動画を発信する楽しさは実際にやってみないとなかなか伝わりづらいものなのではないかと思います。
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