喜多あおい著『プロフェッショナルの情報術――なぜ、ネットだけではダメなのか?』(祥伝社/1470円)読了。 多くのテレビ番組でリサーチャーとして活躍する著者が、自らの仕事をふまえ、情報探索のノウハウを明かした一冊。 「情報術」本は山ほどあるわけだが、中には、「アンタ、他人にエラソーに情報術を説くほど大した仕事をしてないだろ?」と著者にツッコミたくなるものも少なくない(奥野某の本など)。 その点、本書の著者は生き馬の目を抜くテレビ業界で情報を売るプロとして長く生きてきたわけだから、情報術を説く資格は十分である。 読んで思ったのは、「テレビ番組リサーチャーの仕事は、ライターの仕事とじつによく似ている」ということ。 本書に書かれた、一本の報告(発注者であるプロデューサーやディレクターなどに提出する)を書き上げるまでの手順をそのまま使って、雑誌記事を書くこともできるし、書籍の企画書を書くこともでき
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