「元アニメ版権営業」を名乗る匿名記事が、先日の監督降板の件*1を知識がある外部からの推測として書かれていた。 『けもフレ』騒動を、元アニメ版権営業が丁寧に解説する(1) あくまで製作委員会側のポジショントークと理解して、具体的な体験を出せない匿名記事と考慮すれば、これはこれで興味深い文章ではある。 ただ、最大の問題と推測されている部分を読むと、視聴者側の受容を見誤っているとしか思えない表現を使っている。 これで12.1話は、「たつき氏が製作委員会に許可をとらず、勝手に作った」制作物なのだと分かる。 ところがファン側には当然知識がないので、こうした制作物を「公式が出した物」だと思って視聴する。 ここでの「公式」とは、メディアミックス企画でひとつのメディア作品を担当したスタッフを指すか、それとも製作委員会における正式な手続きをとおしたという意味か。 問題の後日談12.1話は、公式の映像スタッフ