オーストラリアに生まれ、日本に40年以上暮らした歴史学者が、2011年3月11日、宮城県で被災した。彼はその日を、そしてそこから4年を、どう過ごし、考えたのか――。
消費者庁は1日、8月に実施した「食品と放射能に関する消費者意識の実態調査」の結果を公表した。東京電力福島第一原発事故が起きた福島県の産品の購入をためらうと答えた人は19・6%に上り、今年2月の前回調査から約4ポイント増加。2013年2月から半年おきに実施してきた全4回の調査の中でも最高となった。 調査は東日本大震災の被災地と大都市圏の20~60代の男女5176人を対象にインターネットを通じておこなった。福島県産品の購入を「ためらう」と答えた人は、2013年2月の調査では19・4%、13年8月は17・9%、14年2月は15・3%と減少が続いていたが、一転して増加した。 その理由について、消費者庁の板東久美子長官は記者会見で「分析が十分できているわけではない」とことわりつつ、「少し前には(原発事故を取り上げた人気漫画の)『美味しんぼ』を巡るいろいろな議論も報道もあった。それも少し影響しているの
東日本大震災による行方不明者が多数いる石巻市立大川小学校に近い石巻市長面浦で2人のご遺体が乗った車を発見、引き上げられた。引き上げられた車両に線香を供えるボランティアの人たち=13日午後、宮城県石巻市(矢島康弘撮影) 東日本大震災の津波で児童・教職員84人が死亡、行方不明となった大川小学校があった宮城県石巻市大川地区で13日、不明者とみられる2遺体が発見された。震災発生から1年3カ月。発見の糸口となったのはボランティアらの活動だった。 大型サルベージ船が水中から黒い乗用車を引き揚げると、車内後部に2遺体が確認された。車の所有者の親族らは泣きながら抱き合い、線香を手向けた。 宮城県警河北署などによると、遺体は車の所有者とみられ、車内にあったサンダルや腕時計などが親族によって本人のものと確認された。今後、歯形などから身元確認を行う。 大川地区でほぼ完全な状態の遺体が発見されたのは、昨年10月1
印刷 東日本大震災で発生したがれきの処理について、佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長は1日、これまで表明していた受け入れ方針を撤回すると発表した。この日開会した12月定例市議会の冒頭、「電話などで市職員や市民への脅迫行為が続いているため」と撤回理由を説明した。 がれきの受け入れについては、樋渡市長が11月28日、同市など3市4町でつくる広域市町村圏組合の首長会議(12月6日)に提案し、了承を得た上で、放射線量の独自基準を設けて受け入れる方針を示した。 だが、受け入れ方針が報道されると県内外から電話やメールで約千件の意見が寄せられた。大半が批判や抗議で、「受け入れたらお前たちに苦しみを与える」「市や市民主催のイベントを妨害する」「武雄市産の物品の不買運動をする」などの脅迫もあったという。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リンクがれき広域処理へ、全国自治体向け見学会 宮古で環境省(1
├【6月上旬】はつおとめ ├【6月】はなよめ 他 ├【7月】恋みらい・白鳳他 ├【7月】清水白桃 ├【8月】本白桃・瀬戸内白桃 ├【8月】おかやま夢白桃 ├【8月】白麗・陽だまり 他 ├【8月】スイートビーナス ├【9月】黄金桃・黄らら ├ ご家庭用商品 ├ 桃とぶどうの詰め合わせ └ 岡山の桃全部食べ尽くし ├【7月】山下ピオーネ ├【8月-10月】ピオーネ ├【7-8月】シャインマスカット ├【7-8月】マスカットアレキ ├【8月】夏早生の桃太郎ぶどう ├【9月】秋旬の桃太郎ぶどう ├【10月】吉田桃太郎ぶどう ├【8月】オーロラブラック ├【9月】ロザリオビアンコ ├【9-10月】豊永の安芸クイーン ├【10月】豊永の大粒ピオーネ ├【10月】豊永の大粒翠峰 ├【10月】 葡萄コンポート ├【10月】紫苑ぶどう ├ぶどうの詰合せ ├ご家庭用商品 └ 岡山の葡萄全部食べ尽くし └ さが
総務省は、本日、電気通信事業者関係団体に対し、東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語について、各団体所属の電気通信事業者等が表現の自由に配慮しつつ適切に対応するよう、周知及び必要な措置を講じることを要請しました。 本日、「被災地等における安全・安心の確保対策ワーキングチーム」において、「被災地等における安全・安心の確保対策」が決定されました。 同対策においては、東日本大震災後、地震等に関する不確かな情報等、国民の不安をいたずらにあおる流言飛語が、電子掲示板への書き込み等により流布している状況に鑑み、インターネット上の流言飛語について関係省庁が連携し、サイト管理者等に対して、法令や公序良俗に反する情報の自主的な削除を含め、適切な対応をとることを要請し、正確な情報が利用者に提供されるよう努めることとされています。 同対策を踏まえ、総務省では、社団法人電気通信事業者協会、社団法人テレコムサ
東日本大震災で出版業界が紙不足に苦しんでいる。 日本製紙連合会によると、出版物やチラシに使われる紙の2割弱を生産している日本製紙の石巻、岩沼両工場と三菱製紙の八戸工場が津波で被災。首都圏の紙倉庫でも荷崩れで多くの紙が使えなくなった。 出版用の紙の出荷が滞るなか、集英社は4日に予定していた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「NARUTO」などコミック8点の発売を21日に延期。吉川弘文館も3月末に出すはずだった「平城宮大極殿院(だいごくでんいん)の設計思想」の発売を延期した。岩波書店は新書や雑誌「思想」第4号を、見た目は似ているものの普段とは違う種類の紙で印刷した。 製紙会社側では輸入を増やすなど紙の供給量確保に取り組んでいるが、「1、2カ月は何とかなっても、その先のめどが立たない」(三菱製紙の広報IR室)という。新刊を出し続けることで資金を回している出版社も多く、出版業界には「出版のペー
東京電力福島第1原子力発電所の事故処理に当たる作業員の多くが、被ばく量を測る放射線量計を携行していなかったことが分かったが、現場では実際にどのように作業が進められているのか。原発敷地内で数日間働き、自身も線量計を持たなかった東電社員の男性が毎日新聞の取材に応じ、作業実態の一端を明かした。【中川聡子、日下部聡】 ◇家族に告げず 男性は3月中旬、上司から福島出張を打診され、「行きます」と応じた。その夜、本社に集合。幹部から「とりあえず行け。何とかしてこい」と言われ、着の身着のまま他の20~40代の作業員数人とワンボックスカーに乗った。「家族には心配をかけるだけだから福島行きは報告できなかった」。一方、友人には「2週間たって帰ってこなかったら両親に連絡してくれ」と頼み、出発した。 作業は外部電源の引き込みだった。でも「現場がどうなっているのか、原発に入るまで全く分からなかった。既に同僚ががれきを
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