もう10年近く前の体験だけど、あまり見ない男の痴漢被害者の意見として還元できることもあるかもしれないのでここに書く。その時のことはまだかなり覚えていて、詳細に書きたいので嫌な人は下の段落は読まない方がいいと思う。女性の痴漢被害に比べたら大した経験ではないだろうが。 高校2年生の時だった。都内のかなり混む朝の通学電車でのこと。つり革を両手で持って、ドアの前のスペースに乗っていた。満員電車とまではいかないけど、四方体が軽く触れるぐらいの混み具合。乗って次の駅を出た後、後ろからケツを掴まれた。「えっ」って思った。嫌な時の心臓のドキドキがあって、「女と間違えられてるのか?」とも思ったが、学ランを着ていたしそれはまずない。でも自分が痴漢されていることをまだ信じられなくて、呆然としているうちにケツを揉まれて、誰かが密着してきて、首に男の呼吸を感じて、肛門のあたりを強く指でいじられた。痛かった。それが5