厚労省『一般職業紹介状況』の2014年11月分が公開されたようです。各地のハロワ等が受け付けた求人数,求職数(新規学卒者は除く)などが掲載されている基本資料です。 新聞では,老若男女,全産業,全地域をひっくるめた値が報じられていますが,この原資料をみると,細かいカテゴリーごとの数値を知ることができます。私が関心を持つのは,職業別のデータです。今の社会で求められているのはどういう職業かを可視化できる,と思うからです。 私は,職業別の有効求人倍率を計算してみました。2014年11月時点において,全国のハロワ等で貼り出されている有効求人数を,求職している人間の数(有効求職数)で除した値です。簡単にいうと,求職者1人につき求人(仕事)がいくつあるか,という指標です。 人手不足が深刻な介護サービス職でいうと,2014年11月時点の有効求人数(常用)は98613,有効求職数は49845ですから,有効求
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