モアイ像で有名なイースター島ですが、悲しい過去を持った島としても知られています。 人が住み始めた頃は、緑の豊かな島でしたが、人口が増えるにつれて、 暖房用の薪や漁業用カヌー、また、モアイ像を運ぶ為に過剰な森林伐採を行いました。 その結果、深刻な食糧難に陥り、部族間で抗争が頻発して文明ごと滅んでしまいました。 イースター島は、南米のチリから3700km最も近くの人が住むピトルケン島からでも、 2000km離れている絶海の孤島で、島そのものが、外部と遮断された一つの世界でした。 そのため、その世界に住む島民は、その世界に住めなくなった時に滅んでしまいました。 今、イースター島での出来事が地球規模で起きようとしているのです。 「宇宙船地球号」という言葉があるように、私達の住む地球もイースター島と同じく一つの世界 と表現することが出来ると思います。 21世紀に入ってからも私達の「宇宙船地球号」は、