anond.hatelabo.jp 新型コロナで「高齢者をまもるために若者が犠牲になるとは何事か」という言葉を聞くたびに、哀しみと無力感におそわれます。私の父は83歳です。脳梗塞の再発で昨年の12月に、地域の総合病院に入院しました。医師は「大変きびしい状況です。もう、看取りはこの病院になるでしょう」そして私の目をみてきっぱりと「新型コロナのために面会はできません。それでもいいですか?」と聞きました。 つまり、私たち家族が次に父と会えるのは、父が息を引き取る時になります。 そして、さらに言われました。「ご家族と会うための延命処置はしません。人工呼吸器や心臓マッサージはしません。よかったらサインをしてください」 つまり、息を引き取るときに、たとえ呼ばれたとしても間に合わないことがあるということです。 「心臓マッサージをすると、肋骨がぼきぼきと折れます」「人工呼吸器をつけても病気の改善が見込める