12月2日から4日にかけて行われた「Sun Tech Days 2008 in Tokyo」に合わせ、「Javaの生みの親」であり、Sun MicrosystemsのVice President and Sun Fellowを務めるJames Gosling氏が1年ぶりに来日した。 2日に行われた報道関係者向けのラウンドテーブルでは、JVMや動的言語、Java 7などについての本音を語ってくれた。 JVMは今後どうなる 同日に行われたキーノートセッションにおいて、Gosling氏は「これからはJVMが様々な言語、様々なデバイスのハブ的存在になる」と述べている。では、現時点でJVMに関する何かユニークな事例はあるのだろうか。 同氏はクラウドコンピューティング――この用語は「おかしなバズワード」だと指摘しながらも――への活用を例に挙げた。 「ある企業では、JavaSpaceを利用してクラウドを