Clojure(参考記事)はJVM向けのLISP風言語である。Clojureで重視している点の1つに並行処理があり、Clojureでは不変のデータ構造で並行処理をサポートしている(Clojureは永続データ構造を装備(リンク))。もう1つの特徴がソフトウェアトランザクショナルメモリ(STM=Software Transactional Memory)であり、STMではロック(Lock)やミューテックス(Mutex)の代わりにトランザクションを使って共有メモリの更新が可能である。STMは未だに真価が問われている賛否両論の技術ではあるが、JVM上の実装にアクセスすることで、簡単にそれ(STM)を試してみることができる。 Clojureは間もなく1.0がリリース予定で、すでに多数のClojureライブラリが利用可能になっている(リンク)。Rubyのライブラリからインスピレーションを得たものもあり