「Windows Vista Capable」および「Express Upgrade」プログラムは、消費者をだまして、Vistaの最も基本的なバージョンしか動かないPCを買わせるものなのか――この問題をめぐる法廷闘争の第1ラウンドは、Microsoftの敗北で終わった。 この訴訟はワシントン州カマノアイランド在住の原告ダイアン・ケリー氏がMicrosoftを相手取って起こしたもの。ケリー氏は2006年11月に「Windows Vista Capable」のステッカーがついた新品PCを購入した。 このときVistaはまだリリースされていなかったため、顧客らはWindows XPがプリインストールされたマシンを購入し、2007年1月にVistaがリリースされたときにアップグレードできるクーポンを受け取った。 ケリー氏はその後、自分のマシンではVista Home Basicしか動作しないことに