コカインを使用した罪に問われた元ミュージシャンのピエール瀧被告(52)に対して東京地裁は懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。 (社会部・古賀康之記者報告) 主文を言い渡した後、裁判官は薬物事件の裁判では異例ともいえる約10分にわたって瀧被告に説諭をしました。その際、裁判官は何度も「人生」という言葉を使って話をしていました。ピエール瀧こと瀧正則被告は今年3月、コカインを使用した麻薬取締法違反の罪に問われています。今月5日の初公判で検察側は懲役1年6カ月を求刑したのに対し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。18日の判決で東京地裁は「常習的な犯行」などとして懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。主文を言い渡した後、裁判官は瀧被告の関係先で撮影された「人生」という文字が写っている写真を見せました。そして、「人生の持つ意味を考えて下さい」などと話すと瀧被告