関連キーワード フラッシュメモリ | 半導体ストレージ NAND型フラッシュメモリは、HDDのような磁気記憶装置に対抗するフラッシュストレージ用のメモリとして開発された。データ読み書き速度など記憶装置の性能を向上させることがその目的だった。NAND型フラッシュメモリが誕生する以前のフラッシュメモリは、他の記憶媒体と比べて高額だった。そうした中で、NAND型フラッシュメモリは「bit単価の低減」と「チップ当たりの容量拡大」を実現して、記憶装置市場でその地位を確立した。 現在までにさまざまなタイプのNAND型フラッシュメモリが誕生している。一見すると個々の違いを理解することは難しそうだが、実は意外とシンプルだ。それぞれの名称がメモリセルに格納するbit数を表していることを理解すれば、NAND型フラッシュメモリのタイプを理解することはそれほど難しくはない。 主要なNAND型フラッシュメモリの特徴
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