ちょっと煽り気味のタイトルですが、CPU がマルチコアになり 2個、4個と増えていく中 Linux の負荷の指針になるロードアベレージをどう読むべきか、という話です。気になったところを少し調べたのでそのまとめを。 http://d.hatena.ne.jp/naoya/20070222/1172116665 でも書いたとおり、Linux のロードアベレージは「ロードアベレージは過去1分、5分、15分の間の実行待ちプロセス数の平均数 = 実行したくても他のプロセスが実行中で実行できないプロセスが平均で何個ぐらい存在してるか」を示す値です。ボトルネックが CPU、メモリ、ディスク等々どこにあるかは関係なく、仕事の実行までにどれぐらい待たされているかを示す値なので、システムのスループットを計測する指標の入り口になる値です。 このロードアベレージですが、実装を見るとランキュー(待ち行列)に溜まった
先日行われた「Miracle Technology Day」では、大規模システムにおける従来のLinuxカーネルのスケジューリングの問題点と、それがLinuxカーネル2.6系でどう改善されているかについての解説が行われた。 Linuxの適用範囲がエンタープライズにも広まったことで、カーネルのスケジューリング機能も大規模システムに対応したものが求められている。7月6日にミラクル・リナックスが開催した「Miracle Technology Day」では、Linuxカーネルのスケジューリング機能に関して、リリースされたばかりの「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」の話を交えながら解説が行われた。壇上に立ったのは、ミラクル・リナックスコアテクノロジー部の五十嵐聖一氏。 カーネルのスケジューリング機能とは そもそも、カーネルのスケジューリング機能とは何のための機能
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く