地球(ちきゅう)一周(いっしゅう)の距離(きょり)(全周(ぜんしゅう))を世界(せかい)で最初(さいしょ)に計算(けいさん)した人(ひと)は、エラトステネス(Eratosthenes、 紀元(きげん)前(ぜん)275-紀元(きげん)前(ぜん)194)という古代(こだい)ギリシア人(じん)です1)。エジプトの数学(すうがく)や天文学(てんもんがく)などの学者(がくしゃ)で、アレクサンドリア図書館(としょかん)の館長(かんちょう)でもあったエラトステネスは、シエネ(現在(げんざい)のアスワン)には深(ふか)い井戸(いど)があり、その水面(すいめん)には夏至(げし)の日(ひ)の正午(しょうご)だけ太陽(たいよう)の光(ひかり)が届(とど)くことを知(し)りました。ところが、シエネより北(きた)にあるアレクサンドリアの井戸(いど)の水面(すいめん)には、夏至(げし)の日(ひ)でも光(ひかり)が当(
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