すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 昨日開催されたパネルディスカッション「貧困と監獄 - 厳罰化を生む『すべり台社会』」での反貧困ネットワーク事務局長・もやい事務局長の湯浅誠さんの発言要旨を紹介します。(※注→いつもの私の勝手な要約ですのでご容赦を。byノックオン) 3月28日に開催した「反貧困フェスタ」のときに、相談に訪れた36歳男性のケースを紹介します。彼の実家は、乳牛を130頭飼っていた北海道の酪農家で、家族を手伝って彼は15年働いていました。もう一人前の酪農家になっていた33歳のときに、酪農は成り立たなくなり、その時点で一家離散。他に仕事がなかったため、彼は派遣労働者になりましたが、昨年末に「派遣切り」され、寮からも追い出されます。食べるために、闇サイトにアクセスして依頼主と会い、偽造の運転免許証を