ゆるキャラ、実はゆるくない “着ぐるみアクター”スクール 指導に熱が入る大平長子さん(右から2人目)。これまでに送り出した生徒は約100人で、プロになった人、週末だけ着ぐるみに変身する人などさまざまだ Photo By スポニチ テーマパークでのショーや、子供向け人形劇には欠かせないのが着ぐるみ。特にここ数年のゆるキャラブームで「中に入ってみたい」という人も増加している。いわゆる“着ぐるみアクター”を育てるスクールでは、どんなことを教えているのだろうか? 都内にあるレッスンスタジオ。「自分が演じるキャラクターのイメージを膨らませて」「壁にぶつかってはね返された時の動きは、そういう感じにならないでしょ。どうなるの?」。生徒たちにアドバイスを繰り返す大平長子(ちょうこ)の大きな声が響いた。 この日は19~50歳の男女5人が参加。レッスンの後半は、洋服で確認した童話「3匹のこぶた」を、着ぐる