「不勉強でパターンランゲージについて無知であったが、ある人から説明を受け、『オレゴン大学の実験』を2014年にようやく読んだ。木にブランコを付けようとしたが、利用者、企画制作者、プロジェクト発起者、専門家といった立場によって異なる出来上がりになってしまう様子を表現したイラストはどこかで何度か見たことがあり、出所がこの本であったのかと遅まきながら知った」 上記は2015年4月28日に公開した拙文の一節だが、なんと間違っていた。 6枚の絵をつくったブライス親子 「木にブランコを付けようとしたが(中略)立場によって異なる出来上がりになってしまう様子を表現したイラスト」は『顧客が本当に必要だったもの』と総称されている。総称というのは色々な種類があるからだ。イラスト6枚で構成されるものや10枚で構成されるものがあり説明する言葉も様々である。 かなり前、「顧客が本当に必要だったもの」を見て実によくでき