都立高校入試で行われている“男女別定員制”が、女子生徒にとって不利になっている現状を伝える記事を掲載したところ、さまざまな声や意見が寄せられました。 「女子は成長が早く男子はあとから成績が伸びるから、定員制は理にかなっている」 「政治家や管理職の女性枠を設けることとどう違う?」 こうした意見をどう受け止めたらいいのか、それぞれの分野の専門家に聞いてみました。 (首都圏局/都庁担当記者 野中夕加・ディレクター 村山世奈) 少しでも判断の材料になれば… ことし3月、首都圏ナビや首都圏ネットワークで、全国の公⽴⾼校で唯⼀都⽴⾼校だけが⼊試で男⼥別定員制を設けていることや、男⼥の合格最低点に差が生じ、⼥⼦のほうが⾼くなる傾向があることを紹介する記事を掲載したところ、賛否を含めたくさんの意見や疑問が寄せられました。さまざまな見方を伝えるとともに、寄せられた意見や疑問について、少しでも判断の材料になれ