8月に米ロサンゼルス(Los Angeles)で、黒人男性エゼル・フォード(Ezell Ford)さんがパトロール中の警官に射殺された現場に描かれたフォードさんの肖像画(2014年12月29日撮影)。(c)AFP/Getty Images/David McNew 【12月30日 AFP】米ロサンゼルス(Los Angeles)で8月に起きた、武器を持っていなかった黒人男性が警官に撃たれ死亡した事件の検視結果がこのたび発表され、男性は背後から至近距離で撃たれていたことが明らかになった。現地紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)電子版が29日、検視報告書を公開した。 報告書によると、8月11日にロサンゼルス南部でパトロール中の警官2人に撃たれ死亡した黒人男性エゼル・フォード(Ezell Ford)さん(当時25)は、背中、腕、腹部と3回撃たれていた。特に背中の傷には銃口