手帳は市販の状態では完成品ではない。PCのように必要なソフト(手帳術)をインストールし、運用方法(利用習慣)を身につけてはじめて完成するアイテムなのだ。 手帳を使いはじめてしばらくすると、自分なりの工夫をしたくなってくる。もちろん、手帳が趣味的なアイテムの側面を持つことや、紙ゆえに加工や工夫の自由度が高いこともその理由の1つだが、実はそれだけが理由ではない。 手帳に工夫が必要なワケ 仕事をしていれば、自分の周辺に仕事関連の各種情報が発生し伝達されていく。それはざっと以下のようなものだろう。 長期/短期のタスク ToDo 各種会議などのミーティング アポイント アイデアなどのメモ 覚書的メモ これらは、PCだけで記録、管理しきれるものではない。ほとんどの手帳では、こうした雑多な仕事関連情報をキャプチャー/記録/保存するための道具として使うために、工夫が必要なのだ。その意味で、手帳は市販の状態
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