Point ■ガンマ線バーストは、大量のガンマ線を噴出する宇宙でもっとも明るい天体現象 ■このガンマ線バーストのパルスの時間変動を見ると、まるで時間を逆行しているように見えるが、原因は不明 ■最新の研究はこれをチェレンコフ放射のような、媒質中で光が減速するために他粒子に追い抜かれる効果を用いて説明している 並行宇宙の存在を示す5つの理論 私達にとって時間とは、過去から未来に向けて一方向にだけ動く存在です。しかし、相対性理論によれば、光速を超えて運動する物体は時間を逆行することになるといいます。 もちろんそんなことは起こり得ないと考えられるので、この世界で光速を超えて運動する物質の存在は否定されています。 しかし、ガンマ線バーストと呼ばれる宇宙でもっとも強力な爆発現象では、その決まりを破って光速を超えた運動が起こっているのではないか、と指摘される問題が見つかっています。 最新の研究は、こうし