2015年8月18日、韓国・毎日経済によると、現代自動車など韓国の自動車企業の賃金は世界の同業他社と比べて最高水準にあるが、その生産性は低く、1人当たりの生産台数はトヨタ自動車の3分の1に過ぎない。 【その他の写真】 世界的な金融危機を経た09年から昨年までの、日米独仏4カ国の自動車業界の賃金増加率は、それぞれ0.4%減、0.1%減、6.6%減、4.1%減と、減少または横ばいだった。また、トヨタ自動車の平均年収は08年に800万円だったが、09年に710万円に急減、昨年再び800万円台に回復した。一方、韓国自動車各社の賃金は業況と関係なく、07年以降年平均6.6%増加、昨年の主要5社の平均賃金は9234万ウォン(約970万円)にアップしている。 また、企業競争力を示す売上額に対する人件費の比重を見ると、昨年の韓国各社は12.4%で、フォルクスワーゲン(10.6%)、トヨタ(7.8%)より高