「バルサが嫌いな理由とピルロがすごい理由」(前編を読む) 長短正確なパスと圧倒的なインテリジェンスを武器に、日本屈指の司令塔に数えられる中村憲剛(川崎フロンターレ)。一方、音楽界きってのサッカーマニアとして知られ、プロをも凌駕する豊富な知識を持つスキマスイッチの常田真太郎。プライベートにおいて非常に親交の深い2人が、「とにかく濃いサッカー話がしたい」ということから、実現したこの対談。初回はこの夏に収録したEURO2012をテーマにした超絶マニアックサッカー談義の後編をお届けする。現役の日本代表選手がつむぐ、独特かつ、とにかく深すぎるサッカー談義を堪能あれ。(聞き手:岩本義弘)(聞き手:岩本義弘) 中村 彼は本当に良い選手だよ。俺、試合中も結構背番号を見てるから、14番に目が行っちゃって。ポーランドとの開幕戦で驚いた。彼が出てきて流れが変わったからね。 常田 ドイツで言うと、サミ・ケディラと