Jリーグは30日、2015年からの導入を決めていたJ1の前後期の2ステージ制について、上位チームが優勝を争うポストシーズンの大会形式に欠陥があったとして、再検討する方針を示した。大東和美チェアマンは「あくまで2ステージで(ポストシーズンの)やり方を見直すのがベース」としつつ、現行の1シーズン制を維持したままポストシーズンを行う可能性についても「ゼロじゃなくなっている」と述べた。 ポストシーズンは第1、第2各ステージの上位2クラブが出場するトーナメント「スーパーステージ(SS)」の勝者と、年間勝ち点1位クラブが年間優勝を懸けたチャンピオンシップで対戦する形式が固まっていた。対象クラブが重複した場合は3位以下を繰り上げ、SSの3試合は確保する方針だったが、ステージ3位チームがわざと負けることでステージ1位と年間勝ち点1位クラブを重複させ、繰り上げでのSS出場権を狙うなど「抜け道」の存在が発覚し