こんばんは、葵です。 うまくブログを書こうと身構えると、言葉が出てこなくなっちゃうので、珍しくつらつらと文章を書いてみる。 貴方は生きるのに向いている人よ、と誰かが言った 昔、わたしに「貴方は生きるのに向いている人ね」と言ってくれた人がいた。 その人と出会った時、わたしは14歳で、自分にも世界に絶望していて、もういっそ消えてしまいたいと思っていた時期だった。 「生きている意味がわからない」と泣くわたしに、彼女は「貴方は何かをするために存在するんじゃなくて、生きるために生きていると思う」と、まるで哲学のようなことを口にした。 その人は、学生のためのカウンセラーだった。 その人と出会って間もない頃、好きなものは?と尋ねられた。好きなものを30個集めてみて、と。 よくわからないまま、好きなものをかき集めた。犬とか映画を見ることとか。 書いているうちにたくさん好きが溢れてきて、雨の音とか、外を歩い