112年ぶりに競技復活したリオ五輪で金メダルを獲得したジャスティン・ローズ。ヘンリック・ステンソンとの熱戦を制した 新型コロナウイルス感染拡大が止まらず、東京五輪開催の可否や是非が取り沙汰され続けているが、五輪が開催される前提で話をすれば、ゴルフ競技の舞台となるのは霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)。男子は7月29日から8月1日の4日間、女子は8月4日から7日の4日間で予定されている。 4月にマスターズを制した松山英樹は、帰国後の会見でも、内閣総理大臣顕彰を授与された際も、「五輪は金メダルを目指して頑張りたい」と語った。 松山のマスターズ優勝に刺激され、日本国内ではゴルフクラブやゴルフウエアの売り上げが向上。練習場も混雑するなど“松山効果”があちらこちらに見られ、東京五輪でもゴルフは大きな注目を集めそうな気配だ。 だが、その一方で欧米のトッププレーヤーの中からは、すでに出場辞退者が出ている。