もう10年前ぐらいになるだろうか。 2009年に大流行した新型インフルエンザで、3人の息子が感染したが、その時に『ウィルスとは何ぞや?』ということで買った本が、断捨離敢行中の、我が家の押入れの奥から出て来た。 憧れのMIT(マサチューセッツ工科大学)の大学教養課程の教科書という宣伝文句とビジュアルがキレイだったこと、 MITでは『生物学を専門としない学生でもこの教科書を学ばなければならない』というまえがきに感心して衝動買いした。 教科書が毎年のように書き換えられる日進月歩の生物学の本なので、2010年版は少し古いと思うが、ウィルスのことを知るのによいかもと思い、さわりを紹介。 ***** 左のロボットか宇宙人に見えるものが、分子生物学の研究で標準的に使われるT4というウィルス。 右は大腸菌。説明にも書いてあるが、T4は大腸菌の約10分の1の大きさだが、ウィルスとしては超大型の部類。 ウィル