「安心して帰れる場所」がある子は頑張れる 「安心して帰れる場所があるか」、これは子どもの自己肯定感を育てる上で、非常に大切なことです。単に「安心して過ごせる家」という物理的な話だけでなく、精神的な意味も含んでいます。 落ち着ける家庭という居場所は、子どものチャレンジ精神を育んでくれます。何があっても受け止めてくれる、帰る場所があるとわかっていれば、子どもは思い切って外に冒険に出ることができるのです。 勉強にしろ、運動にしろ、芸術にしろ、外の世界は厳しく、いつも勝てるとは限りません。むしろ負けることのほうが多いでしょう。そんなとき、家に帰ってホッとできるかどうか、次の冒険への英気を養うことができるかどうかは、非常に大切なことです。 頑張り続けられる子というのは、そのような帰る場所を持っているもの。親の役割は冒険に一緒に付き添うことではなく、負けて帰って来たわが子を温かく迎え入れることなのです
今年も東京大学の合格発表が終わり、開成高校が38年連続で合格者数1位となりました。開成の柳沢幸雄校長は、著書『男の子を伸ばす母親が10歳までにしていること』の中で「頭の良い子にするにはどうしたらいい?」「自信のある子に育てるには?」「男の子の育児にコツはある?」といった、子どもの学力を伸ばす土台となる疑問にわかりやすく答えています。ここでは、毎年たくさんの東大合格者を輩出する、開成の生徒の親に共通する子育ての極意はあるのか、柳沢先生に聞きました。 【東大合格者数高校ランキングはこちら】 * * * 子どもは誰でも、何かしらの特性(才能)を持っています。そして、その特性を伸ばすためには、第一に、心から安心して過ごせる場所が必要です。 当たり前ですが、子どもは一人で生きていけません。親が食べさせてくれ、守ってくれる所、つまり家の中が最も安心できる場所であることが重要なのです。 家の中では両
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