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東京都大田区の国道交差点で昨年2月、赤信号の横断歩道を渡っていた自転車の男性=当時(23)=を乗用車ではねて死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた男性被告(80)に、東京地裁が無罪(求刑禁錮1年2月)の判決を言い渡していたことが6日、分かった。判決は5日。 男性は時速94キロで走行し、信号が黄色になっても直進したが、村山智英裁判官は「直前の雨で道路がぬれ、急ブレーキをかけてもスリップする危険があった」と指摘。法定速度の60キロで走行しても事故は回避できなかった恐れがあるとした。 判決によると、昨年2月28日夜、交差点の約50メートル手前で信号が黄色に変わったが直進を続け、自転車の男性をはねた。 検察側は黄色信号を見逃した過失があると主張。被告側は黄色で安全に停止できない場合、通過するのが認められるとして無罪を主張していた。
60万年前、ヒトは2つのグループに別れた。一方はアフリカにとどまり、「ホモ・サピエンス」つまり現生の人類である我々になった。 もう一方はアフリカからアジアへ、次いでヨーロッパへと旅立ち、「ホモ・ネアンデルターレンシス」ネアンデルタール人になった。 すでに絶滅したネアンデルタール人は我々の祖先ではなく、むしろ同じ時代を生きてきた兄弟に近い。 だが両者はエデンの園のような牧歌的な楽園で、仲睦まじく暮らしたというわけではなさそうだ。領土や資源をめぐる血で血を洗う争いが現代にいたるまで失くなっていないように、どうやら彼らもまた争い続けてきたらしい。 縄張り意識と群れ 『The Conversation』誌では、生物学や考古学的な調査で明らかになった証拠をもとに、ネアンデルタール人は現生人類に匹敵する危険な戦士であり、10万年にもわたり我々の祖先と戦争を続けきたと解説している。 ライオンやオオカミを
一般企業の農地取得の可否を事実上の焦点に、首相官邸の政策会議で農地制度を巡る論議が本格化してきた。地域農業への取得解禁の効果が不確かな一方で、撤退後の耕作放棄や産廃置き場にされることなど、生産現場の弊害への懸念は大きい。企業の農業参入は、リース方式など現行制度を基本とすべきだ。 論議の主な場は、国家戦略特区諮問会議と規制改革推進会議。特区会議では、一般企業の農地取得について、兵庫県養父市に認めた特例の継続と全国展開を民間議員が提起。規制会議では、農地所有適格法人(農業生産法人)の要件について、農業関係者以外を2分の1未満とする議決権制限の緩和と、株式公開の容認を求める意見が出ている。農外資本が同法人の経営を支配できるようになるため、農地取得の解禁と同じである。 養父市では6社が農地を所有し、3月末で計1・64ヘクタール、経営面積の6・6%にすぎない。農地取得のニーズや、経営や地域農業への貢
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