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ブックマーク / www.e-healthnet.mhlw.go.jp (3)

  • 有酸素性エネルギー代謝

    ヒトが生命を維持するためには、生体内においてエネルギーを作り出すことが必要です。有酸素性エネルギー代謝は、そのエネルギー生成過程のひとつの経路で、主に脂肪酸をエネルギー源として利用します。このエネルギー代謝は、運動中においても重要な働きをしています。 有酸素性エネルギー代謝の仕組み 私たちの身体の中では、エネルギー源となるアデノシン三リン酸(ATP)が作り出され、そのATPが分解されることによって生産されるエネルギーを利用し、生命を維持しています。骨格筋において、ATPを分解した際のエネルギーを利用して筋収縮を行うことにより、身体を動かしたり運動を行ったりすることが可能になります。 しかしながら、組織におけるATP量には限りがあります。そのため、いくつかの経路によりATPが生成されます。大きく分けて、無酸素性エネルギー代謝(クレアチンリン酸系や解糖系)と有酸素性エネルギー代謝です。 有酸素

    有酸素性エネルギー代謝
    nunux
    nunux 2021/04/13
    全身の脂肪酸のエネルギー分解は、運動強度が65%VO2max(最大酸素摂取量)で最大となり、20%VO2maxと85%VO2maxでは低いという結果がみられました。
  • 筋グリコーゲン

    筋グリコーゲン(きんぐりこーげん) 筋肉に蓄えられる糖の一種で、筋肉の収縮のためのエネルギー源となる。 筋肉に蓄えられるグリコーゲンを筋グリコーゲンといいます。体内のグリコーゲンの8割強が筋グリコーゲンとして蓄えられており、運動においてとても重要な役割を果たしています。 筋肉が収縮する際に使用されるエネルギーは、筋肉内のグリコーゲンを分解して出来るATP(アデノシン三リン酸)という物質と脂肪が分解して出来たFFA(遊離脂肪酸)によって作られます。この分解反応には酸素が使われないため、無酸素性運動という名が与えられています。グリコーゲン分解の際に乳酸が生成され、これは筋肉の収縮を阻害する働きをするため疲労物質とも呼ばれます。この状態が続くと乳酸の増加と筋肉内のグリコーゲンの枯渇によって筋肉は収縮が困難になります。 ここで酸素が供給されると、細胞内のミトコンドリアにおいて生成された乳酸の一部が

    筋グリコーゲン
    nunux
    nunux 2020/11/21
    筋肉に蓄えられるグリコーゲンを筋グリコーゲンといいます。体内のグリコーゲンの8割強が筋グリコーゲンとして蓄えられ
  • インスリン

    インスリン(いんすりん) / insulin / 膵臓から分泌されるホルモンの一種。糖の代謝を調節し、血糖値を一定に保つ働きを持つ。 インスリンは膵(すい)臓から分泌されるホルモンの一種です。 膵臓にはランゲルハンス島(膵島)と呼ばれる部位があり、その中のβ細胞から分泌されます。 後に血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が上昇すると、膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンが細胞の受容体に結合すると、細胞は血液中のブドウ糖を取り込み、エネルギー源として利用します。余ったブドウ糖はインスリンの働きによりグリコーゲンや中性脂肪に合成され蓄えられます。これらの作用により血糖値が下がります。このように、血糖値を下げる働きをするホルモンはインスリンだけです。 (最終更新日:2024年5月27日)

    インスリン
    nunux
    nunux 2020/11/21
    インスリンが細胞表面にあるインスリン受容体に結合することで、細胞は血液中のブドウ糖をとりこむ。余ったブドウ糖はグリコーゲンや中性脂肪に合成され蓄えられますが、その合成を促進するのもインスリンの働き
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