人が重いものを持って、その高さを維持し続けるとき、物理学的には仕事をしていないはずなのに、なぜ人は疲れるのか。
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人が重いものを持って、その高さを維持し続けるとき、物理学的には仕事をしていないはずなのに、なぜ人は疲れるのか。
水の上を歩くのは奇跡と思われるかもしれないが、ある種の液体は、その上を歩くことができる。物理学的な説明も可能だ。 コーンスターチなどの澱粉に水を適度に加えると、ウーブレック(oobleck)という流体になる。以下の動画で見られるように、この流体は、まるで固体のようにその上を歩いて渡ることができる。 ウーブレックは、非ニュートン流体の一種として知られる。非ニュートン流体とは、通常の流体に当てはまらない振る舞いをする流体の総称だが、これらは比較的ありふれた存在だ。例えばケチャップなどは、容器からは流れ出てくるが、ホットドッグの上では流れず、その形のままとどまる。ペンキや歯磨きペーストなど、液体と固体の両方をとるものはほかにもある。 ウーブレックは、非ニュートン流体のなかでも最も奇妙なものだ。ゆっくりと手を入れると、普通の液体のように振る舞うが、速く動かすと固体のようになるのだ。ウーブレックの上
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