10月1日は、ピンクリボンの日とされ、10月は乳がんの啓発強化月間となっている。一方で、ピンクリボン運動は転機を迎えていると言っていいだろう。 従来、ピンクリボン運動で推進されてきたマンモグラフィー検査が国際的に否定され始めているからだ。日本も何らかの対応を迫られるのは間違いない。 「受ける人が選べるように」 9月19日の記事(マンモグラフィー検診には廃止勧告も、スイス医療委員会「有益な効果認めず」)で伝えている通り、スイス医療委員会は、マンモグラフィーを検診として健康な人も含めて実施することに対して、廃止勧告を出した。有益な効果はないと見なしたためだ。 海外の報告は、マンモグラフィーの課題を徐々に浮き彫りにしている。 このたび新たにマンモグラフィーで「がんではない」にもかかわらず、検査の結果は「がんですね」と分かった場合に、費用的にも時間的にも負担が生じてしまうデメリットが証明さ
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