2020年12月22日のブックマーク (1件)

  • 第81回 床下で火薬を育てる~世界遺産「白川郷」と謎の焔硝生産

    『知られざる白川郷 床下の焔硝が村をつくった』 [編著者]馬路?藏 [発行]風媒社 [発行年月日]2009年1月15日 [入手の難易度]易 今日の話は、現在、世界遺産となった白川郷で密かに焔硝(えんしょう)が作られていた、しかも長い年月に渡って密かに行われていた、という謎についての物語だ。焔硝(硝石とも)というのは鉄砲に用いられる火薬の原料である。 この物語は、2002年、著者らが白川村教育委員会から「合掌家屋の床下の土」を化学分析するように依頼されたことに始まる。その土を分析した結果、驚くべきことがいろいろわかってきた。 調査で明らかになったのは、江戸時代に火薬の原料である焔硝(硝石)を人尿、蚕糞、野草などを材料とし、土壌微生物のはたらきを利用してつくっていたという驚くべき事実だった。 さらに、この調査をもとに白川村に残る文献や古文書、高齢者へのインタビューなどを行い、実際にどのような材

    第81回 床下で火薬を育てる~世界遺産「白川郷」と謎の焔硝生産
    nv-h
    nv-h 2020/12/22
    ヨモギから作るとかお蚕さんの糞から作るとかどうやって思いついたんだろう?すごい試行錯誤があったのかなぁ。